すぐにできるSEO対策2

すぐできるSEO対策その2 ~内部対策を始めよう~

すぐにできるSEO対策2

SEO対策をするうえで内部対策を行うことは、検査エンジンのクローラーが巡回しやすくなります。

今回は、この「内部対策」の2回目として、見出しタグの効果的な付け方をご紹介していきます。

第1回~内部対策とは~

見出しタグとは何か?の作成注意点

見出しタグとは、書籍で言えば本のタイトルであり目次のようなものです。

Webサイトのページコンテンツにおいて、記事の内容をまとめた見出しのことと考えてください。

つまり見出しは、その記事内容の大体が理解できるようなものである必要があります。

見出しタグは、コンテンツの区切りを伝えることが目的ですから、多数の見出しタグを設置しないように気をつけましょう。

また、見出しの文字数はあまり多すぎないようにしましょう。

文字数が多すぎると、検索エンジンもサイト訪問者も混乱してしまいます。

次に、見出しタグだけではありませんが、キーワードを詰め込み過ぎないよう気をつけましょう。

サイト内容の理解を促進するためにキーワードを含めるわけですから、無意味にキーワードを入れないように内容に沿った形で作成しましょう。

 

Googleが推奨する「適切な見出しタグを付ける」方法とは

作成の具体的な注意点は、『Google検索エンジン最適化スターターガイド』の「見出しタグを適切に使おう」で説明していきます。

まずは、見出しタグを活用して、記事内容の重要性を示していきます。

Googleのスターターガイドには、下記のように記載されています。

見出しタグ(heading tags。HTMLタグの<head>やHTTP headersとは混同しないようにしてください)は、ユーザーにページの構成を示すために使用されます。もっとも重要であることを示す<h1>から順に、重要度のもっとも低いことを示す<h6>まで、6種類のサイズがあります。

(引用:Google検索エンジン最適化スターターガイド)

見出しタグの<h1>は、WebサイトのTOPページ全体を表現する大きなタイトルですので、ページの内容を簡単に理解できるようにするために作成しましょう。

そして、次に<h2>タグを使って、文章の全体の構成をきちんと伝えることを目的として記載します。

さらに、複数の見出しを表示することで、サイトコンテンツの流れをユーザーが見やすくなっていきます。

また、それぞれのタグで囲まれたテキストは、普通のテキストと比較して少し大きく表示させることで、視覚的にユーザーの関心度を高めることが可能となりますので、意識して作成していきましょう。

見出しタグは、SEOの効果も担っており、コンテンツのインデックスとしての役割もありますから、ユーザーが検索したい内容をいち早く見つけられるように、ユーザーの関心度の高いキーワードを。見出しに上手に引用して作成していきましょう。

このように、Webコンテンツ作成過程において、見出しタグの使用は必要不可欠であり、とても大事な作業となります。

 

見出しタグ活用のポイント

適切に見出しを使えば、ユーザーと検索エンジンにコンテンツの構造をわかりやすく伝えられることをご紹介してきましたが、最も重要なのは見出しとコンテンツがきちんと関連しあう必要があることを忘れないでください。

ユーザーは、キーワード検索をしてサイトにアクセスしても、ページの一番下までゆっくりスクロールして全体の内容を把握しようとする人はほとんどいないと言われています。

そういう傾向もあることから、ページをスクロールした時に見出しタグの言葉に興味や関心を持てなければ、ページから離脱してしまう可能性が高くなります。

そのようなことを防ぐためには、ページコンテンツを正確にそして興味深く見出しタグを作る必要があります。

 

まとめ

SEO内部対策としては、コンテンツが充実していること、また各ページに適切な見出しがあることが重要です。

サイトを流し読みする人のためにも、内容が一瞬でわかるような見出しを考えサイト内容の魅力を表現しましょう。