SEOとはなんのこと?
会社やお店でホームページは作成したけど、なかなか思うようにページビューが伸びないという悩みをもっている方は少なくありません。
お金をかけてホームページを作成したのに反響も全くない。
よくよく調べたらアクセス自体ほとんどなかったなんてことも珍しくありません。
せっかくお金をかけてホームページを作ったのなら、その費用対効果は高めていきたいですよね。
そんな方は“Search Engine Optimization”SEOでホームページをより多くの人に見てもらえるように対策をすることをおすすめします。
SEOとは検索エンジン最適化を意味するものです。
検索結果でより露出を多くするために行うもので、簡単に説明すると検索結果の2ページ目に自分のホームページがあったら多くの人の目には止まりませんよね?
もっと多くの人に見てもらえるように1ページ目の上の方に持っていきクリックをして貰いやすいようにしようということです。
検索結果の1位に表示されていると、およそ21%の人がホームページを見にクリックをしてくれます。
2位だと10%で3位だと7パーセントになり10位だと1パーセントまで減ってしまいます。
つまり「渋谷 カラオケ」と検索をした人が日に1万人いたとしたら、1位のサイトは2100人の人が見ていて、10位のサイトは100人しか見ていないことになります。
これでは同じホームページとはいえ順位によって甲かは全く異なるものとなります。
多くの大企業は大金をこのSEO対策に費用をつぎ込んでいると言われています。
ですが、大手検索エンジンのGoogleなどは上位に表示されるための条件を公にはしておらず、その条件を知っているのは内部の一部のスタッフのみと言われています。
現時点では、このようにするとどうやら上位にあがっていくらしい、様々な方法で研究と実践を繰り返して恐らくこれだろうという対策をやっていくしか方法はありません。
では、どのような方法があると言われているのか簡単にご説明いたします。
内部SEOと外部SEO
SEO対策には内部と外部と大きくわけて二つの対策があります。
比較的にすぐに自分でできるのは内部SEOです。
内部SEOとは簡単に言うと、自分のホームページの内部をより充実させ優良なコンテンツにしていくことです。
タイトルタグ、メタディスクリプション、見出しタグ、alt属性、リンクの設置など多くの要素がありますが、最初にできることはタイトルタグと見出しタグを意識して作り変えることです。
検索されるワードを意識して、タイトルや見出しタグにワードを意識的に入れることです。
仮に渋谷にあるマッサージ店のホームページであれば、検索する人は「渋谷 マッサージ」のように二つのワードで検索する人が多いので、この二つのワードをタグや見出しに入れるようにするだけでの簡単な対策です。
しかしやっているのといないのでは確かに違いが出てくる対策なので、お金をかけずに自分対策するのであれば最初におすすめします。
ですが特定のキーワードが過剰に重複していてもマイナス対象になるので注意が必要です。
何事も自然に適度に意識しながら対策していかないといけません。
次に本文からの内部リンクが効果的です。
クローラ(様々なサイトをパトロールするシステム)がサイト内を回りやすくするためにはグルーバルナビゲーション、パンくずリストなども必要ですが、本文中からの内部リンクがとても重要視されています。
1ページ内に複数の同じリンク先がある場合には、一番最初のアンカーテキストを検索エンジンは評価対象に選んでいます。
そのアンカーテキストで、次に飛ぶページには何のことを書いてあるのかを判断しています。
ですので、アンカーテキストは重要になってきます。
・新しいショッピングモールができた
※「ショッピングモール」にリンクを設定
・新しいショッピングモールはこちら
※「こちら」にリンクを設定
この条件では、「ショッピングモール」にリンクしたほうが「こちら」に設定するよりもリンク先のテーマがわかるので、検索エンジンに評価されやすいアンカーテキストとなります。
内部リンクを設定するときは「こちら」などよりも、文中の文字に直接内部リンクを設定したほうが効果的と言えます。
内部リンク先が、コンテンツ内容と合っているのかも大事です。
内容が不自然にならないようにコンテンツの流れに合わせて内部リンクを設定しなければいけません。
先ほどの例であれば、どこにどのようなショッピングモールがいつ完成して、なんという名前のショッピングモールなのか、というコンテンツにすると内容が充実します。
その充実したコンテンツに、ショッピングモールの中にどのような店舗が並ぶのかがわかるページへ内部リンクを設定するとします。
リンク元とリンク先が関連した内容を持っている内部リンクは評価の対象になるので効果的といえます。
その他にも、ひとつの内容で運営しているホームページだと、似ている内容のページが複数出来てしまいますよね。
その中の1つのページに内部リンクを集中させると、検索エンジンはそのページの価値が高いものだと判断するため、ページの差別化ができます。
内部リンクが多いページは、外部リンクほどではないですがGoogleが重要ページとしてみるためSEO対策として効果的です。
外部SEOとは、被リンク対策とも言い換えられ、外部からのWEBサイトの評価を高めるための対策を言います。
他のWEBサイトやブログから被リンク獲得の数が多ければ多いほど優良サイトとみられ上位表示されやすくなります。
検索エンジンは、情報量(文字総数)・読みやすさ・内容(キーワード)を判別してどのコンテンツがより良いのかを評価して、検索結果に反映しています。
ですが、そのどれもが同じようなサイトがあったときに、そのどちらがユーザーにとって優良なコンテンツなのか判断できません。
そこで重要になるのは、他のサイトから自分のサイトに飛べるように貼ってもらう「被リンク」です。
検索エンジンは、その被リンクが不自然なものでなく自然な被リンクを多く集めているサイト=役に立つ優良なサイトとみて、検索結果の順位を決める要素にしているようです。
中身が空のサイトを一つ作り、そこから本丸のサイトのリンクを作っても検索エンジンにはすぐにバレてペナルティーを科されるので、当然やってはいけません。
加えて、コピーコンテンツからのリンクも放置すると良くありません。
リンク先のサイトからテキストをただコピーして貼り付けただけの「低品質サイト」からのリンクは、自分のサイトの評価を下げることになりかねません。
自分のサイトへの被リンクのデータを取得して、悪影響を及ぼす可能性のある被リンクは外すか否認しましょう。
最近では、TwitterやFacebookなどのソーシャルメディア上でどれだけ話題になっているのかも重要視されているようです。
外部SEOは非常に監視も厳しく、相互リンクなどもマイナス対象なため自分でやるにはリスクが高いです。
ですので、外部に関しては業者に頼るか内部SEOを徹底して行いホームページを優良なものにしていき被リンクを獲得していくことをおすすめ致します。
Googleの検索エンジンで、不正に上位検索をされるように対策を行ったことがばれるとペナルティーがあり上位どころか奥の奥へ追いやられる可能性もあります。
インターネット上でGoogleのプログラムが監視をしているようですが、その制度はもはや人間が見ているのと変わらないほど精度が高いと言われています。
あくまで、自然に無理なく対策をしていかないといけません。